海外FXの出金拒否と出金トラブル・出金できない業者を調査

海外fx 出金拒否

「海外FXって出金拒否があるの?」

「出金拒否になるような詐欺業者を教えてほしい」

「出金拒否にならない対策を知りたい」

このような海外FXの出金拒否について独自に調査しましたので、紹介して行きます。

海外FXでは少なからず出金拒否などの出金トラブルが発生しています。

これは「海外FX業者の一方的な不正」によるものと「トレーダーが悪質なトレードを行なった結果による出金拒否」があります。

ここでは「不正をする海外FX業者を見分ける方法」と「禁止されている取引」について紹介して行きます。

このページで分かること
  • 海外FX業者の出金拒否の口コミが分かる(Twitter、2ch、海外の口コミサイト)
  • 出金拒否をする可能性のある業者の見分け方が分かる
  • 出金拒否のない安全な業者が分かる

海外FXの出金方法や手数料・出金ルールなどを確認したい人はコチラの記事を参考にしてください。

> 海外FXの出金方法と手数料・入出金のルールと注意点

 

鶏冠井悠二
著者
【この記事の著者】
CFP,1級FP,証券外務員一種,投資診断士
㈱ナゴウェブ 鶏冠井悠二

海外FX比較ナビの運営をする海外FX歴5年の現役トレーダー。多数の海外FX業者を実際に利用し、自身の経験を基に記事作成を行なう。トレーダーに役立つ様々なツールも開発。EAのバックテストは200以上の実績があり、数十のEAを稼働中。

海外FXの出金拒否は本当にあるのか?

Twitterや2chを見ると「出金拒否」の言葉を見かけることがよくあります。

この記事を読んでいる人の中には海外FX業者から出金拒否を受けたことがある人もいるでしょう。

海外FXでは「出金拒否」などのトラブルは実際にあり、多くの人が泣き寝入りをしています。

このような出金拒否をする海外FX業者には十分注意しましょう。

 

海外FXの出金拒否や出金トラブルの事例を確認

海外FX業者の出金拒否はあるのか?実際にSNSを見て調査していこうと思います。

トラブルが起きやすい業者というのは、稼いだとしても資金が戻ってこない可能性があるので、安心して取引できません。

ぜひ参考にしてください。

 

XMの出金拒否

XMの出金拒否情報を探したところ、「出金拒否された・されかけた」という情報はありましたが、具体的な事例までは分かりませんでした。

他にもいろいろ調べたところ、具体的に出金拒否された事例は出てきませんでしたが、実際に出金拒否をされた人がいるかもしれません。

ただ、XMは日本国内で最大手なので、トレーダーの悪質な禁止行為がない限り出金拒否をしないような気がします。

悪い評判が広がると日本での人気が一気に落ちてしまうため、XMが悪質な出金拒否を行なう可能性は低いと予想しています。

以下のページでXMの出金拒否について詳しく調査しているので参考にしてください。

XMの出金拒否と出金トラブル 出金できない理由とルール

 

iFOREXの出金拒否

iFOREXの出金拒否情報を調べたところ、出金拒否にあった人はいなさそうです。

iFOREXは億単位の出金も出来ていますし、まず問題ないと思って大丈夫です。

iFOREXの出金拒否・出金トラブルの理由と禁止事項

 

Axioryの出金拒否

Axioryは出金拒否に関わる投稿が非常に少なかったです。

Axioryはトレードに関する禁止事項が無いので、出金拒否をする理由はないです。

私もAxioryを使っていますが、まず問題ないと思われます。

 

TitanFXの出金拒否

TitanFXも出金トラブルの情報は見当たりませんでした。

TitanFXはボーナスがないので、トラブルも起きにくいと思います。

まずは安心して大丈夫でしょう。

 

Tradeviewの出金拒否

Tradeviewの出金拒否に関する投稿は非常に少なかったですが、Tradeviewはボーナスがないので、トラブルが起きにくいと思われます。

Tradeview自体に禁止事項が無いので、出金拒否をする理由はないです。

まず問題ないでしょう。

Tradeviewの出金拒否-出金できない時の出金ルールと方法

 

Exnessの出金拒否

Exnessの出金拒否の情報は少しだけありましたが、具体的な経過状況などは分かりませんでした。

Exnessで出金が遅れている情報がいくつかあったので、それを出金拒否と言っていたのかもしれません。

 

HFMの出金拒否

HFMの出金拒否に関する投稿は口座開設ボーナスに関するものが多数出てきました。

特に違反トレードをしていない場合でも「規約違反」と言いがかりをつけて出金拒否+口座凍結にするほどの悪質ぶりです。

実際の規約は抽象的な記載しかなく、HFMに問い合わせたところ「規約なんとそんなものだ」を言われてしまいました。

 

FBSの出金拒否

FBSの出金拒否は具体例な情報が無かったですが、噂される程度でした。

FBSはボーナスがかなり豊富な業者なので、そのあたりで何かトラブルがあったのかもしれません。

 

FXGTの出金拒否

FXGTでは出金拒否をされた情報がありましたが、それを否定するような情報もありました。

トレーダーと業者間で何かトラブルがあったかもしれませんが、何かしら禁止事項と指摘された可能性もあります。

FXGTを利用している人も多いので大丈夫だとは思いますが、心配される方は使わない方が良いかもしれません。4

 

BigBossの出金拒否

BigBossは具体的な出金拒否情報が出てきました。

これはおそらく黒ですね。

利用するとしても、多くの資金を入れない方が良いと思います。

 

TradersTrustの出金拒否

TradersTrustは出金拒否情報がありましたが、具体的な証明するものが無いので、確実な判断は難しいです。

ただ、悪い噂があるので気を付けましょう。

 

LANDFXの出金拒否

LANDFXは昔から出金拒否情報が多い業者です。

一方的に「禁止取引をした」と決めつけられて出金拒否されるケースが多いようです。

 

FXDDの出金拒否

FXDDの出金拒否情報は非常に少なく、出金拒否があるのか分かりませんでした。

FXDDはどちらかというと「追証請求する業者」として有名なので、違う視点で利用は控えた方が良いと思います。

 

CXC Marketsの出金拒否

CXC Martketsも出金拒否がある・ない論争が激しいですが、個人的には出金拒否していると思っています。

コチラのブログでもCXC Martketsの出金拒否情報があるので参考にしてください。

> CXC Markets 出金拒否されて困っています(254万) 続報3

 

IronFXの出金拒否

IronFXの出金拒否情報も非常に多く、個人的には詐欺業者だというイメージがあります。

 

海外FXの出金拒否の対策

海外FXで出金拒否を避けるためには、詐欺業者で取引しないのはもちろんですが、有名な海外FX業者でも以下のことに注意すると出金拒否を避けられる可能性が高いです。

DD方式の業者は、「トレーダーが不正行為をした」と言えば出金拒否にされてしまう可能性があります。

  • ライセンスがない業者は使わない
  • 信託保全がない業者は使わない
  • 禁止事項の多い業者は使わない
  • ボーナスのある業者を使わない
  • スキャルピング禁止の業者を使わない
  • B-Book(DD)や隠れDDの業者を使わない

 

ライセンスがない業者は使わない

海外FX業者 日本向けライセンス その他の取得ライセンス
セーシェル(FSA) イギリス(FCA)・キプロス(CySEC)など14種類
ベリーズ(IFSC)
バヌアツ(VFSC)
セントビンセント及びグレナディーン諸島の法人登録 キプロス(CySEC)・ベリーズ(IFSC)
セントビンセント及びグレナディーン諸島の法人登録 キプロス(CySEC)・南アフリカ(FSB)
ケイマン諸島(CIMA)
英領バージン諸島(BVIFSC) (グループ会社はキプロス・ハンガリー取得)

ライセンスがあるからと言って「出金拒否が絶対にない」訳ではありませんが、元々詐欺目的で作られた海外FX業者であれば、ライセンスを持つこともないです。

あと注意しておきたいのが「ライセンスの停止剥奪」です。

何か業者側の不正などが発覚した場合は金融ライセンス剥奪になる可能性があります。

iFOREXでは過去に「ハンガリーFSA、キプロスCySEC」のライセンスを停止されています。

FXDDは2015年のスイスフランショックの際、ゼロカットを公表していたにもかからわず追証請求したとして金融ライセンスを剥奪されています。

 

信託保全がない業者は使わない

海外FX業者 信託保全 分別管理
AIG保険(最大100万ドル)
信託銀行SparkasseBank(全額信託保全)
信託銀行NAB銀行(全額信託保全)
信託保全無し
500万ユーロを上限とする民事賠償保険
最大3万5千ドル
信託保全無し

信託保全は万が一、海外FX業者が倒産した時に信託銀行が顧客資金を保証してくれる制度です。

Axioryは満額の信託保全なので一番安心ができます。

TitanFXやFBSは信託保全なしなので、よろしくないですね。

XMのAIG保険も「損害保険」なので、倒産した時に本当に支払われるのか不明です。

 

禁止事項の多い業者は使わない

DD方式(B-Book)と言われるLAND-FXやiFOREXは取引の禁止事項が多いため、何かに付けて「規約違反」などと言って出金拒否などの出金トラブルを起こす可能性があります。

XMも禁止事項が多く、出金拒否ではありませんが、レバレッジ制限をかける措置を取ることもあるので注意したいです。

逆にTradeviewやAxioryは「禁止事項なし」なのでNDD方式(A-Book)なのが分かります。

さすがに「別口座でゼロカット狙いの両建て」をすれば、何かしらの措置はあると思いますが。

 

ボーナスのある業者を使わない

出金拒否は「ボーナスのある業者」で起こる可能性が非常に高いです。

LAND-FXなどはボーナスで利益を出すと「禁止行為」などと言って利益を無しにされる事例が複数報告されています。

このような出金トラブルは「ボーナス」と結びついていることが多いので、出金トラブルを避けたい人は「ボーナスなしの業者」に登録する方が良いと思います。

海外FXに慣れているトレーダーは「わざとボーナスを断る」こともあるそうです。

それくらいボーナスはトラブルとの関係性が強いので注意しましょう。

 

スキャルピング禁止の業者を使わない

スキャルピングを禁止にしている海外FX業者は「DD方式」ということになります。

通常なら「スプレッドや取引手数料」で利益が出るので、スキャルピングは歓迎されるはずです。

しかしDD方式の業者は実際にLPに注文を流さないので、注文が多いと「サーバーに負荷をかけるだけの迷惑な客」と見なされてトラブルを起こされます。

スキャルピングを禁止しているLAND-FXやiFOREXあたりは注意したい業者です。

 

B-Book(DD)や隠れDDの業者を使わない

出金拒否を行なってくる海外FX業者のほとんどはDD方式のB-Bookと言われる業者です。

A-Bookの業者がこのような悪質なトラブルを起こすことはありません。

DD方式だからと言って全ての業者が出金拒否をする訳ではありませんが、DD方式の業者はボーナスが豊富なことが多いので、ボーナスを悪用したトレードには気を付けましょう。

 

海外FXの出金拒否のない安全な業者

ここからは海外FXで出金拒否のない安全な業者を紹介します。

悪質なトレードをすれば、出金拒否になる可能性はあるので、悪意のあるトレードはしないようにしましょう。

 

Tradeview

tradeview

Tradeviewは出金拒否情報も全くなく、まず安心して大丈夫な業者でしょう。

ボーナスが無いのでトラブルも起きにくいですし、両建てについても別口座を使った両建てがOKになっています。

トレードに関する禁止事項が一切ないので、出金拒否をされる理由もないです。

Tradeviewを使っておけば問題です。

Tradeviewの公式サイトはコチラ

 

Axiory

Axioryも出金トラブルが無く、安心してトレードできる業者です。

両建てについても複数口座を使った両建てがOKです。

ただ、Axioryは期間限定のキャンペーンがあり、それを悪用するとアカウント解約される可能性があるので、悪質なトレードはしないようにしましょう。

Axioryのボーナスを悪用したトレードについて

Axioryでは入金ボーナスを獲得した後に資金移動をしてボーナスのみの口座を作ることが出来ます。

それを利用して取引するとアカウント解約される可能性があるので、ボーナスの悪用は止めておきましょう。

Axioryの公式サイトはコチラ

 

TitanFX

TitanFXも出金拒否の情報がほぼ無く、まず安心して良いと思われます。

ボーナスも無いのでトラブルが起きにくく、複数口座を使った両建てもOKです。

ただ、ゼロカットを故意に狙った両建ては「ゼロカット対象外」となるので気を付けましょう。

TitanFXのゼロカット対象外について

TitanFXではわざとゼロカットを狙ってトレードをした場合、ゼロカットが無効(ご自身でマイナス残高を補填しないといけない)となり、場合によってはレバレッジ制限を受ける可能性があります。

それ以外は大丈夫ですが、ゼロカットの悪用だけ注意しましょう。

TitanFXの公式サイトはコチラ

 

海外FXの出金拒否でよくある質問

海外FXの出金拒否に関するよくある質問です。ぜひ参考にしてください。

[faq]
[faq_item question=”海外FXで出金拒否になった場合、どうすれば良いでしょうか。” answer=”出金拒否になったことが分かるスクリーンショットなどを撮っておき、海外投資詐欺の弁護士に相談をしましょう。”][/faq_item]
[faq_item question=”業者が登録している紛争解決機関に相談するのは有効でしょうか。” answer=”はい、有効だと思います。また、金融ライセンス先にも出金拒否になった証拠を送っておくと良いでしょう。”][/faq_item]
[faq_item question=”出金拒否になった場合でも税金がかかるのでしょうか?” answer=”出金の可否に関わらず利益が確定した時点で税金がかかります。ただ、雑損控除が出来るのか税理士に相談してみてください。”][/faq_item]
[faq_item question=”出金拒否を自力で取り返す方法はありますか?” answer=”業者は悪い評判を広められるのを嫌がるので、SNSで証拠を撮ったスクリーンショットをアップすると脅してみると良いと思います。”][/faq_item]
[faq_item question=”金融庁や国民生活センターに問い合わせることは有効ですか?” answer=”あまり有効ではないと思いますが、国内銀行は金融庁に連絡をすれば送金手段を断つことが可能かもしれません。”][/faq_item]
[/faq]

 

海外FXの出金拒否まとめ

海外FX業者の出金拒否について調査して来ました。

海外FXでは少なからず出金拒否が起こっていて、泣き寝入りするトレーダーが数多くいます。

このような悲しい出金トラブルに合わないためにも、出金拒否のない安全な海外FX業者でトレードするようにしましょう。

海外FX業者の中には登録した全てのトレーダーをエサするような詐欺の業者もたくさんあります。

このような業者には間違っても登録しないように注意しましょう。

関連:海外FXの評判 – 評判が悪い海外FX業者の評価