海外FXのおすすめ入金方法と手数料・入金時間を比較

海外fx 入金

海外FXは海外のFX業者に資金を送金するため、通常の海外銀行送金では手数料が非常に高くなります。

しかし海外FX業者も入金方法に工夫を凝らし、より安くより早く入金する方法も編み出しています。

ここでは海外FX入金の方法と入金手数料、入金できない場合の対処方法など紹介して行きます。

5種類の入金方法・手数料を調べましたので、ぜひ参考にしてください。

↓出金方法は別ページで紹介しているので、以下のページを参考にしてください。

> 海外FXの出金方法と手数料・入出金のルールと注意点

このページで分かること
  • 海外FXの入金方法が分かる
  • 入金手数料や時間、最低入金額が分かる
  • 業者ごとの入金方法や手数料なども分かる
海外FX業者の入金ページ
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鶏冠井悠二
著者
【この記事の著者】
CFP,1級FP,証券外務員一種,投資診断士
㈱ナゴウェブ 鶏冠井悠二

海外FX比較ナビの運営をする海外FX歴5年の現役トレーダー。多数の海外FX業者を実際に利用し、自身の経験を基に記事作成を行なう。トレーダーに役立つ様々なツールも開発。EAのバックテストは200以上の実績があり、数十のEAを稼働中。

海外FXの入金の種類とおすすめの入金方法

入金方法 手数料 入金時間
クレジットカード 無料 即時反映
国内銀行送金 振込手数料のみ 営業時間内は30分以内
bitwallet 銀行無料,カード8~8.5% ほぼ即時反映
STICPAY 銀行1%,カード3.85% ほぼ即時反映
ビットコイン 800~1000円 その時の状況
海外銀行送金 2,500円以上 2~3日かかる

海外FXでは大きく分けて6種類の入金方法がありますが、おすすめはこの順位です。

おすすめの入金順位
①:クレジットカード 無料で入金できるのでおすすめ
②:bitwallet 手数料はかかるが早くて良い
③:国内銀行送金 スピードは劣るが出金手数料が無料
④:STICPAY bitwalletの予備としてあると良い
⑤:ビットコイン ビットコインを持っているならOK
⑥:海外銀行送金 最終手段、基本使わない

クレジットカード入金が一番おすすめですが、クレジットカードの出金をし過ぎるとクレジットカード入金が出来なくなる可能性があります。

(デビットカードやプリペイドカードもクレジットカードと同じ扱いです)

適度な頻度であればOKですが、あまり頻繁には入出金を繰り返さないようにしましょう。

送金サービスはいろいろありますが、bitwalletは非常に優秀で、一番安定しています。

STICPAYはbitwalletと同じような「オンラインウォレット」で、bitwalletと同じように便利が良いです。

国内銀行の入金は、少し時間がかかりますが、平日昼間であれば30分前後で入金できるので良いと思います。

 

入金手数料

  • クレジットカード無料
  • 国内銀行送金振込元の手数料のみ
  • bitwallet銀行入金:振込元の手数料のみ、カード:8~8.5%
  • STICPAY銀行入金:入金額の1%+振込手数料、カード:3.85%
  • ビットコイン送金手数料のみ
  • 海外銀行送金2,500円~5,000円ほど
  • 海外FXの入金手数料はクレジットカードが無料なので1番おすすめで、国内銀行送金も振込手数料のみなのでお得です。

    ネット銀行を使えば手数料無料で振込むことも可能です。

    bitwalletはクレジットカード入金は入金額の8%~8.5%と非常に高いですが、銀行入金は手数料無料です。

    STICPAYはクレジットカード入金が3.85%となりbitwalletよりも手数料は半分ほどですが、銀行入金は1%の手数料がかかります。

    海外銀行送金は手数料が2,500円~5,000円ほどかかるので、あまり利用しない方が良いでしょう。

     

    入金にかかる時間

  • クレジットカード即時
  • 国内銀行送金営業時間内は30分前後
  • bitwalletほぼ即時
  • STICPAYほぼ即時
  • ビットコイン送金する通貨による
  • 海外銀行送金2~3日
  • 海外FX業者への入金にかかる時間は、クレジットカードが即時反映なのでおすすめです。

    bitwalletやSTICPAYもほぼ即時反映されるので、この方法もおすすめです。

    国内銀行送金は銀行の営業時間内であれば30分前後で振込まれますが、夜間や土日は入金できないため注意が必要です。

    急いでいる時に入金できるように、クレジットカードを準備しておいたり、bitwalletやSTICPAYにお金を少し入れておくと良いでしょう。

    海外銀行送金の入金は手数料が非常に高いため、あまり利用することはないと思います。

     

    最低入金額

    口座タイプ 最低入金額
    XMTrading 全口座 500円
    全口座 10ドル
    アルファ以外 2万円
    (2万円未満は手数料1,000円)
    全口座 クレジット1円,bitwallet110円
    (初回入金は2万円以上)
    全口座 銀行送金5000円~,それ以外1万円
    Xレバレッジ 1万円
    それ以外 10万円
    全口座 JCB,bitwallet,STICPAY 1,000円
    全口座 クレジット500円,bitwallet1,000円
    全口座 200ドル
    全口座 bitwallet3㌦,銀行送金10㌦,仮想通貨30㌦
    iFOREX エリート 1万円
    TradersTrust クラシック 5,000円
    プロ 2万円
    全口座 カード5,000円,銀行1万円
    BigBoss 全口座 下限なし

    海外FXの最低入金額は、すべて統一している業者もあれば、入金方法によって最低入金額が違う業者がありました。

    銀行振込よりもBitalletやSTICPAYを使うことで、低い金額で入金が可能なところが多いです。

    Tradeviewは銀行振込は最低入金額が高いですが、bitwalletからは200円から入金できることが分かりました。

     

    入金方法の詳細と手数料・時間

    ここからは各入金方法の詳しい解説と手数料、入金にかかる時間について解説します。

     

    クレジットカード/デビットカード

    クレジットカードのメリット
    ・簡単な手続きで入金出来る
    ・手数料が無料が多い
    ・即時に入金出来る
    クレジットカードのデメリット
    ・カードによっては入金エラーになる

    クレジットカードは入金スピードが早く、手数料が少ない方法ですが、入出金のし過ぎには注意が必要です。

    クレジットカードの出金は入金のキャンセル扱いとして出金されます

    出金はキャンセル扱いのため、頻繁に入出金を繰り返すと、クレジットカード会社から拒否されてしまう可能性があります。

    海外FXへの入出金は元々拒否している会社もあるため、入金できるカードは限定的になります。

    クレジットカード入金できるかどうかは、やってみないと分かりません。

    (人によって、あるカードで入金できても、他の人が同じカードでやってもエラーになることがあります)

     

    入金できるクレジットカードの種類

    海外FX業者 VISA MASTER JCB AMEX
    ドル口座のみ可能
    fxgt
    ドル口座のみ可能

    半分くらいの業者はクレジットカード入金が可能ですが、対応していない業者も多いです。

    クレジットカード入金ができる業者でも、カードの種類によっては入金エラーになることもあるので、クレジットカードは複数枚用意しておきましょう。

    デビットカードの方が比較的入金しやすいです。

     

    bitwallet・STICPAY・BXONE

    送金サービスのメリット
    ・VISA・MasterCard以外にAMEX・Diners・Discoverでも入金出来る
    ・クレジット入金のように、カードによって入金出来ないことが無い
    ・他の海外FXへの入金がしやすい
    送金サービスのデメリット
    ・送金サービスによって手数料がかかる
    ・bitwalletの登録が必要(1回だけ)
    入金方法 入金手数料 出金手数料 出金限度額
    銀行無料,カード8% 銀行への手数料389~777円 無制限
    銀行1%,カード3.85% 800円+2% 無制限
    無料 銀行500円 400万円

    電子決済サービスはいろいろな種類がありますが、今、一番多く採用されているのがbitwalletです。

    手数料も安く、多くのクレジットカードに対応しているので、bitwalletが「海外FX業界で一番便利な電子決済サービス」になっています。

    クレジット入金でもエラーになることが無いので、安定した入出金ができるのでおすすめです。

    ちなみにネッテラーとSkrillは現在は使用出来ません。Webmoneyも日本円非対応です。

    電子決済サービスは「入金よりも多くのお金を出金できる」ので、海外FXで得られた利益の出金は電子決済サービスを利用することが多くなります。

    ぜひ登録しておくと良いでしょう。

    【参考記事】
    公式:bitwallet
    公式:STICPAY
    公式:BXONE

     

    各業者のオンラインウォレット対応表

    海外FX業者 bitwallet STICPAY BXONE

    多くの海外FX業者がbitwalletと提携しています。

    bitwalletにお金を入れておけば、他の海外FX業者への入金もスムーズです。

    bitwalletには登録しておくと良いです。

     

    国内銀行送金

    国内銀行のメリット
    ・一定額以上は手数料無料
    ・手続きが簡単で分かりやすい
    国内銀行のデメリット
    ・少額の場合は手数料がかかる
    ・送金に時間が少しかかる(30分~1時間)
    ・銀行が営業している時間で無いと入金出来ない
    ・銀行からの送金手数料はかかる

    国内銀行送金は、多くの海外FX業者が採用していて、収納代行業者経由で入出金をすることができます。

    入金時は銀行の振込手数料のみ、出金は無料となり、とても便利な方法です。

    利益の出金も可能なので、国内銀行送金を使う人が一番多いでしょう。

     

    国内銀行送金の手数料と最低入金額

    海外FX業者 手数料 最低入金額
    無料 500円
    無料 10ドル
    2万円未満1000円 1,100円
    無料 1万円
    無料 5,000円
    無料 Xレバレッジ口座:1万円
    その他口座:10万円
    無料 1万円
    無料 1,000円
    無料 200ドル
    無料 10ドル
    無料 50ドル
    無料 1万円

     

    海外銀行送金

    海外銀行送金のメリット
    ・メリット無し
    海外銀行送金のデメリット
    ・手数料が2,500円~5,000円ほどかかる
    ・送金に時間がかかる(1~2営業日)
    ・銀行が営業している時間で無いと入金出来ない
    ・銀行からの送金手数料もかかる

    海外銀行送金は「海外の銀行に直接振り込む」方法です。

    手数料が非常に高く、時間もかかるため「最終手段」として使いましょう。

    出金の際は、国内銀行と同じく「リフティングチャージと受取手数料」がかかるため、電子決済サービスの方が良いでしょう。

    • 中継手数料(リフティングチャージ)
      約2,500円(海外FX業者 → 中継銀行への送金手数料)
    • 国内銀行の受取手数料
      約2,500円(中継銀行 → 国内銀行への送金手数料)

    ※ソニー銀行や住信SBIネット銀行は受取手数料がかからないため、リフティングチャージのみで済みます

    海外銀行送金を使う時は「出来るだけ金額をまとめて」入出金するようにしましょう。

     

    ビットコイン入金

    ビットコインのメリット
    ・持っているビットコインから現金化せずに入金出来る
    ・手数料が比較的安い
    ビットコインのデメリット
    ・送金を間違えると資金を失う
    ・初めの手続きがかなり面倒
    ・送金手数料はBTC価格で変動する(800円~1,000円)

    bitwalletの次に注目されている方法が「ビットコイン入金」です。

    手数料も比較的安く入金スピードも早いため、電子決済サービスの次におすすめです。

    送金アドレスを間違えると資金を失う可能性があるため、送金は慎重に行いましょう。

     

    入金できる仮想通貨

    海外FX業者 BTC ETH USDT その他
    USDC,BinancePay
    BCH,LTC,XRP,USDC,LINK
    BCH,LTC,XRP,USDCなど多数
    XRP,ADA,BinancePay
    BCH,LTC,XRP,USDCなど多数
    LTC,XRP,XLM
    USDC
    BCH,LTC,XRP,USDCなど多数

    仮想通貨入金は対応できる業者も増え、仮想通貨の種類も豊富になっています。

    bitpayなどと提携している業者は、たくさんの種類の仮想通貨の中から選ぶことも可能です。

    USDTに対応している業者も多いです。

     

    海外FXの入金ルールと注意点

    海外FXの入金についてルールと注意点を紹介します。

     

    海外FXのクレジットカードは入金できないことが多い

    クレジットカードはエラーとなって入金できないことも多いです。

    クレジット会社によって海外への支払いを拒否していることがあるため、入金エラーとなった場合は別のカードを使うようにしましょう。

    もし手持ちのカード全てで入金できない場合は、bitwalletやSTICPAYを経由して入金したり、銀行送金で入金してください。

     

    海外FXは出金のことを考えて入金する

    入金方法 入金手数料 出金手数料 利益の出金
    無料 無料 入金額まで
    銀行無料,カード8~8.5% 389~777円 利益の出金可能
    銀行1%,カード3.85% 800円+2% 利益の出金可能
    800~1000円 800~1000円 利益の出金可能
    国内銀行送金 銀行の振込手数料 無料 利益の出金可能
    海外銀行送金 海外向けの振込手数料 中継,受取手数料約5,000円 利益の出金可能

    出金は優先順位があり、マネーロンダリング防止のために入金方法と同じ出金方法を取る必要があります。

    もし、国内銀行へ出金依頼をしたとしても、クレジットカードへの出金枠が残っていれば、自動的にクレジットカードへの出金に切り替わります。

    出金の優先順位
    入金:クレジットカード10万円・銀行10万円
    出金依頼:銀行30万円
    出金結果:クレジットカード10万円・銀行20万円

    このように、銀行で30万円出金依頼をしても、優先順位によって自動的に変更されます。

     

    海外FXの入金でよくある質問

    海外FXの入金に関するよくある質問です。ぜひ参考にしてください。

    [faq]
    [faq_item question=”海外FXでおすすめの入金方法を教えてください。” answer=”クレジットカード入金が手数料無料で即時入金できるのでおすすめです。また、国内銀行送金も振込手数料のみで入金できるので良いと思います。”][/faq_item]
    [faq_item question=”海外FXの入金でおすすめの銀行はありますか?” answer=”ネット銀行が手数料が早くておすすめです。住信SBIネット銀行やソニー銀行、PayPay銀行が良いと思います。”][/faq_item]
    [faq_item question=”海外FXの入出金で楽天銀行はどうですか?” answer=”楽天銀行はビジネス目的だと判断されると口座が凍結される可能性があるので、リスクが高いと思います。”][/faq_item]
    [faq_item question=”bitwalletは登録しておいた方が良いですか?” answer=”はい、bitwalletは提携している業者が多いので、登録しておくと便利です。入金も即時できるので急な時の対応もできて便利です。”][/faq_item]
    [/faq]

     

    海外FXの入金まとめ

    入金方法 手数料 入金時間
    クレジットカード 無料 即時反映
    国内銀行送金 振込手数料のみ 営業時間内は30分以内
    bitwallet 銀行無料,カード8~8.5% ほぼ即時反映
    STICPAY 銀行1%,カード3.85% ほぼ即時反映
    ビットコイン 800~1000円 その時の状況
    海外銀行送金 2,500円以上 2~3日かかる
    おすすめの入金順位
    ①:クレジットカード 無料で入金できるのでおすすめ
    ②:bitwallet 手数料はかかるが早くて良い
    ③:国内銀行送金 スピードは劣るが出金手数料が無料
    ④:STICPAY bitwalletの予備としてあると良い
    ⑤:ビットコイン ビットコインを持っているならOK
    ⑥:海外銀行送金 最終手段、基本使わない

    海外FXの入金方法について紹介して来ました。

    海外FX業者によって、入金方法・手数料が違いますが、メインではこの順位で入金して行くと良いでしょう。

    電子決済サービスは、過去にメインで使われていたネッテラーなどは日本の金融庁からの影響でサービスが終了し、今後、bitwalletなどもサービスがいつまで続くか分かりません。

    その都度、最善の方法で入金をするようにしましょう。

    出金方法もぜひ参考にしてください。

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