海外FX法人化の開設方法とおすすめ業者・法人口座の税金

海外fx 法人化

「海外FXは法人化すると税率が低くなるの?」」

「法人化するタイミングを知りたい」

「法人化するメリット・デメリットを教えてほしい」

海外FXで1000万円の利益を上げられるようになると「法人化」して法人口座を作ることで税率が低くなり節税対策になります。

ここでは法人化のメリット・デメリットや法人化するタイミング、法人口座をつくるおすすめの海外FX業者について紹介します。

業者 法人口座 必要書類
不可
不可
可能 登記簿謄本、法人の住所証明、取締役決定書、役員の身分証明と住所証明
可能 登記簿謄本、役員の身分証明と住所証明、マイナンバーカード
可能 登記簿謄本、株主名簿、銀行の明細、役員の身分証明と住所証明、身分証明とのセルフィ―
可能 登記簿謄本、法人の現在住所確認書類、役員の身分証明と住所証明
可能 登記簿謄本、定款、法人の現在住所確認書類、取締役会決議書、株主証明、最終受益者申告書、銀行明細、公共料金明細、役員の身分証明と住所証明
可能 登記簿謄本、定款、株主名簿、役員の身分証明と住所証明
可能 登記簿謄本、定款、株主名簿、財務諸表、LEI、取締役会決議書、役員の身分証明と住所証明
可能 登記簿謄本、定款、株主名簿、財務諸表、銀行の取引明細、役員の身分証明と住所証明
可能 法人登録の証明書類、法人が為替取引承諾している証明書、株主名簿、法人の現住所書類、取引を行う個人の本人確認書類、取引を行う個人の現住所書類
このページで分かること
  • 法人口座を募集している海外FX業者が分かる
  • 法人化のメリットや節税について知ることができる
  • 法人口座の開設方法と必要書類が分かる
坂根崇真

監修者
【この記事の監修者】
秋田税理士事務所
代表税理士 坂根崇真

会社設立や創業融資サポートなど起業家支援に特化した、秋田県秋田市の秋田税理士事務所の代表税理士。メディア実績:Yahoo!ニュース、livedoor ニュース、Smart News、幻冬舎GOLD ONLINE ほか

秋田県会社設立サポート 秋田税理士事務所

鶏冠井悠二
著者
【この記事の著者】
CFP,1級FP,証券外務員一種,投資診断士
㈱ナゴウェブ 鶏冠井悠二

海外FX比較ナビの運営をする海外FX歴5年の現役トレーダー。多数の海外FX業者を実際に利用し、自身の経験を基に記事作成を行なう。トレーダーに役立つ様々なツールも開発。EAのバックテストは200以上の実績があり、数十のEAを稼働中。

海外FX 法人口座の特徴とメリット

海外FXで法人化する目的は税金対策(節税)になると思いますが、海外FXでは法人化することで、税率を低く抑えることが可能です。

国内FXだとレバレッジが高くなるなどのメリットがありますが、海外FXでは法人口座を作っても特にスペックが変わることがありません。

ただ、一部の海外FX業者は「法人専用コンシェルジュが付く」「特別スプレッドでトレードができる」などメリットを出している業者もいます。

海外FX事業の法人化は一言で言うと税金対策で設立されるケースが多いですが、次のように、具体的なメリットは複数あります。

法人口座のメリット
・税率が低くなる
・経費で計上できるものが増える(社宅、日当など)
・損益通算が可能になる
・最長10年の損失繰越ができる
・相続税の対策になる場合がある
・健康保険料を抑えることができる

法人化の節税メリットについて詳しく解説して行きます。

 

海外FXは法人化すると税率が低くなって節税になる

海外FXは法人化することで稼いでいる人は税率が低くなります。

具体的には「利益1000万円あたり」からメリットがでてきます。

 
個人事業主と法人の税率の違い

個人 法人
国税 所得税:5~45% 法人税:15~23.2%
地方法人税:2~2.4%
地方税 住民税:10% 法人事業税:3.5~7%
法人住民税:1.3~1.6%
合計 15%~55% 21.8%~33.2%

2023年1月時点の税率

所得税の申告より法人税の申告の方がむずかしく、個人で行うことがむずかしくなり、通常税理士への依頼を行います。

個人は最大55%の税金がかかるのに対して、法人は最大33.2%で済み、金額が大きくなればなるほどメリットがあります。

 
年間利益による税率の比較(個人・法人)

簡単シミュレーション 個人の税率 法人の税率 個人-法人の差額
500万円 1,302,120円 1,116,400円 185,720円
600万円 1,718,120円 1,336,700円 381,420円
700万円 2,134,320円 1,557,100円 577,220円
800万円 2,550,220円 1,777,400円 772,820円
900万円 2,938,120円 2,070,600円 867,520円
1000万円 3,334,120円 2,401,800円 932,320円
1200万円 3,723,420円 2,733,000円 990,420円
1500万円 5,184,220円 3,726,500円 1,457,720円

参考:起業のかんたん税金計算シミュレーション ※給料30万円一律で計算

簡単にシミュレーションしてくれるサイトで税金の計算してみました。

この表を見ると年収が低くても法人税の方がメリットがあるようになっていますが、法人の場合は年間30万円~50万円のコストがかかります。

法人の場合は役員報酬という形で給料をもらいますが、給料にも税金がかかるので700万円~800万円を損益分岐点の目安として考えると良いでしょう。

1000万円を超えたら一般的に法人の方がメリットが出てきます。

 

海外FX 法人化で経費の種類が増える

海外FXは法人化することで、個人の時よりも経費の種類や範囲が増えます。

・家賃
・役員報酬、社員への給料
・生命保険料
・出張手当など

家賃は個人の場合は作業場の面積(通常15%~20%)ほどしか経費にできませんが、法人化して自宅を社宅にすることでにすることで一般的に80%ほど経費にすることができます。

役員報酬も経費にすることができ、家族を社員にして働いてもらうのであれば、家族への給料分も経費にすることができます。

(個人でも家族を専従者給与として渡すことができますが、他の仕事をしていると専従者にならないので経費として認められません)

青色申告と法人を比較してもかなりの経費の範囲が広がります。

 

海外FX 法人化で損益通算と損失繰越が可能になる

個人の場合は、基本的に損益通算と損失繰越はできません。

もし個人でも海外FXが「事業所得」として認められれば、最大3年の損失繰越が可能になり、マイナスの年の分をプラスの年から引くことができます。

しかし、個人事業主が海外FXを事業所得として認められるケースが非常に少ないため、基本的には雑所得となってしまいます。

マイナスの年は税金0円ですが、プラスの年は税金をそのまま払わなくてはいけません。

法人化することで、10年の損失繰越が可能になります。

マイナスの年があれば、プラスの年の時にマイナスの年の分を引くことができ、税金を安くすることができます。

 

海外FXの法人化・法人口座を作るタイミングと目安

海外FXで法人化をして法人口座を作るタイミング・目安は「年間利益1000万円」を超えてからがおすすめです。

できれば「毎年安定的に1000万円の利益を出せるようになってから」の方が良いかもしれません。

所得税・住民税率は所得金額900万円なら約26%となり、1,800万円なら約34%となります。

これらを考えると海外FXの収入だけで1,000万円前後となると法人化をする損益分岐点となります。

法人化をする前に、税理士に法人と個人の税金シミュレーションを出してもらうようにしましょう。

 

副業で法人化する場合

会社勤めのサラリーマンで法人化をしたい人もいると思います。

今の時代は「副業OK」の会社も増えてきましたが、まだまだ「副業禁止」の会社も多いと思います。

会社設立の登記でバレる可能性はゼロではありませんが、「こいつ最近、仕事以外何かやってるな。調べてみよう。」とならない限りは大丈夫でしょう。

あとは社会保険と健康保険は、法人であれば加入義務がありますが、給与の支給がなければ加入対象にならないため、会社にばれないように副業でやっている間は給与支給を行わないという方法も考えられます。

 

海外FXの法人口座がある海外FX業者の比較

業者 法人口座 必要書類
不可
不可
可能 登記簿謄本、法人の住所証明、取締役決定書、役員の身分証明と住所証明
可能 登記簿謄本、役員の身分証明と住所証明、マイナンバーカード
可能 登記簿謄本、株主名簿、銀行の明細、役員の身分証明と住所証明、身分証明とのセルフィ―
可能 登記簿謄本、法人の現在住所確認書類、役員の身分証明と住所証明
可能 登記簿謄本、定款、法人の現在住所確認書類、取締役会決議書、株主証明、最終受益者申告書、銀行明細、公共料金明細、役員の身分証明と住所証明
可能 登記簿謄本、定款、株主名簿、役員の身分証明と住所証明
可能 登記簿謄本、定款、株主名簿、財務諸表、LEI、取締役会決議書、役員の身分証明と住所証明
可能 登記簿謄本、定款、株主名簿、財務諸表、銀行の取引明細、役員の身分証明と住所証明
可能 法人登録の証明書類、法人が為替取引承諾している証明書、株主名簿、法人の現住所書類、取引を行う個人の本人確認書類、取引を行う個人の現住所書類
法人口座におすすめ業者
・Axiory:取引ボリュームによっては特別スプレッドが付く
・TitanFX:登記簿謄本と身分証明書、住所確認書で開設可能
・Tradeview:登記簿謄本と法人の住所確認書、身分証明書と住所確認書で開設可能
法人口座におすすめしない業者
・XM:法人口座が作れない
・Exness:法人口座が作れない
・FXGT:必要書類が多く、不備に対して指摘がない
・IC Markets:LEIの取得が必要、必要な書類が非常に多い
・iFOREX:書類を印刷して手書きの署名が必要、書類も6種類と多め

Axiory、TitanFX、Tradeviewなどは法人口座が作りやすく、登記簿謄本や法人の住所確認書類があれば開設可能です。

IC MarketsやAxi、FXGTなどは提出書類が多く、手続きに時間がかかります。

XMとExnessは法人口座を受け付けてないので、個人口座しか開設ができません。

 

法人口座におすすめの海外FX業者

各海外FX業者の法人口座開設方法は、別ページの口座開設方法で紹介しています。

基本的には、通常の個人の口座開設にプラスで書類が必要になるので、あらかじめ準備しておきましょう。

法人口座開設に必要な書類
  • 登記簿謄本
  • 定款(必要なことが多い)
  • 株主名簿(必要なことが多い)
  • 取締役全員の身分証明書
  • 取締役全員の現住所確認書類

この5点は準備しておくと良いでしょう。

 

Axioryの法人口座:比較的簡単に開設可能

法人口座開設に必要な書類
・登記簿謄本
・法人の住所証明
・取締役決定書
・役員の身分証明と住所証明

Axioryの法人口座は専用フォームがあるので、そこから口座開設をして行きます。

通常の法人必要書類の他に「取締役決定書」という書類も提出する必要がありますが、少しの記入と署名だけなのでそれほど面倒ではないです。

比較的簡単に法人口座が開設できるので、Axioryはおすすめです。

Axiory法人口座の特徴と開設方法・手順と必要書類

 

TitanFXの法人口座:登記簿謄本があれば開設できる

法人口座開設に必要な書類
・登記簿謄本
・役員の身分証明と住所証明、マイナンバーカード

TitanFXは法人口座について特に記載がなく、口座開設画面で「法人口座」の選択欄があるだけです。

TitanFXも簡単に法人口座が作れるのでおすすめです。

TitanFX法人口座の特徴と開設方法・手順と必要書類

 

ThreeTraderの法人口座:比較的簡単に開設可能

threetrader

法人口座開設に必要な書類
・登記簿謄本
・株主名簿
・銀行の取引明細
・役員の身分証明と住所証明、セルフィー

ThreeTraderの法人口座も比較的簡単に作れ、まずは代表者名で個人口座を開設し(個人口座を持っている場合も再度代表者名で開設する)、サポートに法人書類を提出するだけです。

株主名簿や銀行の取引明細、役員全員のセルフィーも必要になるので準備しておきましょう。

ThreeTraderの法人口座開設手順と提出書類おすすめ口座タイプ

 

Tradeviewの法人口座:登記簿謄本と法人の住所確認書が必要

tradeview

法人口座開設に必要な書類
・登記簿謄本
・法人の住所証明
・役員の身分証明と住所証明

どのサイトも法人口座はTradeviewを推薦していますが、法人書類の他に提出する書類がなく、すべて日本語の書類のままでOKです。

法人口座の最低入金額も変わらず、個人口座と全く同じ仕様で取引することができます。

Tradeview法人口座の開設手順と提出書類・おすすめ口座

 

FXGTの法人口座:開設にかなりの手間と時間がかかる

法人口座開設に必要な書類
・登記簿謄本
・定款
・銀行の取引明細
・公共料金明細
・法人の住所証明
・株主証明書
・最終受益者申告書
・取締役会決議書
・役員の身分証明と住所証明

FXGTの法人口座は書類がかなり多く、手間がかかりました。

さらに、FXGTの場合は手続きが全然進まず、サポートに連絡をしないと進まないような状況が続き、2週間ほどの期間がかかりました。

最終受益者申告書と取締役会決議書はダウンロード・記入して提出します。

FXGTの法人口座開設方法と必要書類・口座開設にかかる時間

 

HFMの法人口座:登記簿謄本の他に定款が必要

法人口座開設に必要な書類
・登記簿謄本
・定款
・株主名簿
・役員の身分証明と住所証明

HFMの法人口座は登記簿謄本と定款が必要になります。

定款を無くすと法務局で閲覧申請が必要なので、これから法人化する人は忘れずにデータを取っておきましょう。

法人口座開設まで1週間ほどかかります。

HFM法人口座の特徴と開設方法・手順と必要書類

 

IC Marketsの法人口座:LEIの事前準備が必要

法人口座開設に必要な書類
・登記簿謄本
・定款(申告受理及び認証証明書の添付も必要)
・住所証明
・LEI
・株主名簿
・財務諸表
・取締役会決議書
・役員の身分証明と住所証明

IC Marketsの法人口座が一番開設に時間と手間がかかり、LEI(Legal Entity Identifier)という取引主体識別コードが必要になります。

これはJPX-LEIから事前に準備しておく必要があり、LEIの取得だけで1週間ほどかかります。

さらに定款も「監督による手書きのサイン」を求められたので、「申告受理及び認証証明書」がその代わりになることを説明して受け入れてもらっています。

IC Marketsの法人口座開設方法と必要書類・口座開設にかかる時間

 

Axiの法人口座:返信がない場合はサポートに連絡

法人口座開設に必要な書類
・登記簿謄本
・定款
・住所証明
・株主名簿
・銀行の取引明細
・役員の身分証明と住所証明

Axiの法人口座は法人専用フォームから手続きする必要があります。

その後、英語サポートから連絡が来て、書類を提出しますが、その後返信がなく、催促しても返信がなかったので、日本語サポートに連絡をしてフォローしてもらっています。

手続き自体は簡単ですが、英語サポートから返信がない場合は日本語サポートに連絡するようにしましょう。

Axiの法人口座開設方法と必要書類・口座開設にかかる時間

 

iFOREXの法人口座:手書きの署名など少し手間がかかる

iforex

必要書類 特典
法人登録の証明書類、法人が為替取引承諾している証明書、株主名簿、法人の現住所書類、取引を行う個人の本人確認書類、取引を行う個人の現住所書類

iFOREXは法人口座開設書類が多く、英語のできる税理士に依頼した方が良さそうです。

ただ、iFOREXも日本人スタッフがいるので、書類の書き方が分からなければ聞いて教えてもらいましょう。

法人でも特に特典はなく個人口座と同じ仕様となっています。

iFOREXの法人口座開設方法

 

海外FXの法人化 デメリットと注意点

海外FXの法人化はメリットばかりでなくデメリットや注意点もあります。

・会社設立費用がかかる
・利益が出ていなくても法人住民税が7万円かかる
・役員報酬は年の途中で引き上げることは難しい
・廃業するときにも費用がかかる

会社設立費用が10万円~25万円ほどかかる

法人化する時にかかる設立費用です。株式会社の方が費用がかかります。

法人の設立費用
・株式会社:約25万円
・合同会社:約10万円

「とにかく安く済ませたい」という場合は合同会社の方が安くなります。

合同会社は登記費用や重任登記費用が抑えられる代わりに「上場できない」「利益配分が社員と均等になる」などのデメリットもあります。

法人の維持費は税理士に依頼する決算報告書や法人税の申告書などで30万円前後かかります。

領収書なども全て一括で依頼をすると50万円は超えてくるでしょう。

 

利益が出ていなくても法人住民税が7万円かかる

法人化した場合、利益が出ていなくても法人住民税が7万円かかります。

個人の場合、利益が出ていない場合は住民税がかかりませんが、法人の場合は最低7万円かかるので覚えておきましょう。

 

役員報酬は年の途中から引き上げるのは難しい

役員報酬は経費として計上することができ法人税の節税になりますが、報酬は途中から引き上げることは難しくなっています。

法人税の計算上、役員報酬の変更は事業年度開始日から3ヶ月以内に改定をおこなわなくてはならず、それ以降の引き上げは一般的に経費の対象外になってしまいます。

事業年度開始時に報酬を決めないといけないので、途中でトレード成績が良くても報酬はそのままにしておいた方が良いでしょう。

 

廃業するときにも費用がかかる

法人を作ると、廃業する時に手続きが必要になり、解散登記3万円、清算人登記9,000円などの費用がかかります。

個人の場合は特に手続きが必要ないので、いつでも辞めることができますが、法人の場合は手続きが必要になるので十分考えてから法人化しましょう。

 

海外FXの法人化でよくある質問

海外FXの法人化に関するよくある質問です。ぜひ参考にしてください。

[faq]
[faq_item question=”海外FXはいくらから法人化を検討した方が良いですか?” answer=”一般的には年間の利益が1000万円前後が法人化するタイミングと言われています。”][/faq_item]
[faq_item question=”海外FXで法人化するメリットは何ですか?” answer=”個人は雑所得ですが法人化することで法人税になるため税率が下がります。また、出張手当など経費の範囲も広がります。”][/faq_item]
[faq_item question=”法人化するデメリットは何ですか?” answer=”社会保険になるため負担が大きくなるのと、利益が出なくても法人住民税が7万円かかります。”][/faq_item]
[faq_item question=”おすすめの法人口座はどの業者ですか?” answer=”Axiory、TitanFXなどは手続きが難しくないのでおすすめです。”][/faq_item]
[faq_item question=”法人化したら税理士を付けた方が良いですか?” answer=”はい、法人の場合は個人よりも厳密に税金計算が必要になるので、税理士との契約は必要になってきます。”][/faq_item]
[/faq]

 

まとめ:法人化をして税金対策をしよう!

坂根崇真
税理士
坂根崇真氏のコメント

儲けが安定してこれば、海外FXに対する個人の税率は相当高くなります。まずは個人のトレードでスタートして様子を見て、海外FXで勝ち続けることができるようになったら、リスク管理にも気を配ったうえで法人成りを検討しても良いでしょう。

海外FXの法人化のメリット・デメリットや法人化のタイミング、おすすめの法人口座について紹介して来ました。

海外FXでは法人化にするメリットは国内FXと比べて少ないですが、税金対策にはなるため、1000万円以上の利益を安定的に出しているトレーダーにはおすすめです。

損失繰越も10年までできるので、負ける年が続かなければ問題ありません。

ぜひ海外FXで勝っているトレーダーの方は法人化を目指しましょう。